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高橋名人メモリアル
名人という職業 昔、将棋以外にも名人という職業が存在した。 その代表格と言えるのが16連射でお馴染みのハドソンの 高橋名人。 その他には、ゲームタイトルで名を残しているバンダイの 橋本名人。 そして高橋名人の好敵手として有名な、某雑誌社の 毛利名人などが挙げられる。
実は当時、彼ら以外にも、ナムコの 河野名人、テクモの 辻名人、 コナミの 尾花名人、カルチャーブレインの 菅野名人、ジャレコの 菊地名人、 DECOの 中本名人、タイトーの 服部名人など・・・メーカーに 必ず1人は名人が存在した。 では、なぜ、こんなに名人がたくさんいたかというと、 当時のゲームはアクションやシューティングが主流で、 どちらかというと 「技」「得点」が重要視されていたからだ。 しかし、ファミコン中期以降、ゲームの主流がRPGや、 シミュレーションに変わっていくのつれ、名人は 姿を消した・・・と言っても、彼らはもともと単なる社員なので、 無職になったワケではないが・・・
高橋名人の攻略ビデオ
忍者ハットリ君
ビデオ必勝法
今回紹介するのは高橋名人の攻略ビデオだ。
まずは「忍者ハットリ君の攻略ビデオ」・・・このビデオは 高橋名人の幻のシングル、 「Fighter〜ファイター〜」 が挿入歌で出てくる。 そもそも、高橋名人が61年4月18日、フォーライフから レコードを出したキッカケになったのが、このビデオなのだ。 スタッフから 「挿入歌を名人に歌ってもらおう」と言われて、 ノリで出したらしい。とはいうものの、当時、名人は時代のヒーロー。 1歩間違えば、紅白出場も夢ではなかった。歌はまあまあ上手かったが、 楽曲は期待したほどでもなかった。
このビデオの内容はコントのように忍者のコスプレをした 高橋名人がハットリ君の攻略法を詳細に教えてくれるというモノで、 なかなか面白かった。
ちなみに、名人の美声の秘密は、彼がスーパーマーケットに 勤めていたとき、あまりにもヒマだったので、 カラオケで 井上陽水ばかり歌っていたからだと自分で言っていた。
高橋名人
↑もう1つの曲
「RUNNER〜ランナー〜」
もヨロシク!!!
高橋名人
ファミコン
ゲーム別 攻略法
つづいてファミコンゲーム別 攻略法。
このビデオは、 高橋名人の生い立ち から、 ファミコンの正しいやり方、 そして ハドソンのゲームのそれぞれの攻略法 と、盛りだくさんの内容だった。 名人の生い立ちについては、みなさんご存知だと思うので省略させてもらうが、 注目すべきは、名人の言う 「正しいファミコンのやり方」だ。
左下表に示したとおり(4はオマケだが・・・)つまり、 画面全体を見渡して常に敵の動きに注意しろということだ。 そして画面に全神経を集中し、高得点を目指せ!ということだ。 これではまるで 修行である。
では、なぜ当時、これが正しいファミコンのやり方だったのか? 当時のゲームはアクションが主流であり、高得点、全面クリアが皆の目標であったためだ。 また当時、全国各地でゲーム大会などが開催されたりしたので、ファミコンは 上手くならなければならなかったのだ。このようにファミコンゲームは非常にストイックな モノで、エンターテイメント性はなかったのだ。誰もが当たり前のように高得点を目指していたし、 それがゲームの目的であったのだ。 だから隠れキャラが5万点とか、聞いたらみんな血眼になって探したモノだ。
高橋名人

正しいファミコンのやり方
「頭を動かすな!」
「テレビから離れろ!」
「コントローラは正面!」
「ファミコンは1日1時間!」
そして次に興味深いのは、この中で高橋名人がファミコンゲームを 「アドベンチャー型」 「パズル型」 「リアルタイム型」 の3つに分けて説明しているところだ。 ご存知のように現在のゲームはこの3つで分けるのは不可能だ。 しかし当時はこれで充分説明ができた。(少なくともハドソンのソフトは) じゃあ今から、名人の言葉を借りてカンタンに説明しよう。
アドベンチャー型 パズル型 リアルタイム型
このタイプはさらに、 「パワーアップ型」と、 「広大なマップ型」の2つに 分けることができる。「パワーアップ型」の代表が 「ボンバーマン」「ハットリ君」。 アイテムを取ってドンドンとマイキャラをパワーアップさせて行く。 ハットリ君の場合は自分で使うアイテムを選ばなくてはならない。
「広大なマップ型」の代表が 「チャレンジャー」 「バンゲリングベイ」というワケだ。 とくにチャレンジャーのようなゲームの場合、自分でマッピングして、 自分だけの最短コースを見つけることが大切だ。

高橋名人
↑チャレンジャー
「パズル型」 は、そのまんまパズルゲームのことである。
代表的なゲームに 「ナッツ&ミルク」 「ロードランナー」 「チャンピオンシップ・ロードランナー」 「バイナリィランド」 などがある。こう言うゲームはとにかく腰をしえてジックリ考える 必要がある。時にはポーズボタンを押して画面を止めてから、 ゆっくり考えるのもいいだろう。
とくに 「ロードランナー」 の奥の深さには改めて感動した。 時間差掘りの絶妙なタイミングは、芸術の領域だ。
久々にまた、エディットしたくなった。

高橋名人
↑バイナリィランド
最後の「リアルタイム型」は一番聞きなれない言葉だと思うけど、 これは要するに「スターフォース」「スターソルジャー」 などのシューティングゲームのことだ。たぶん強制スクロールするゲームの 「リアルタイム型」 と呼んでいたのだと思う。
シューティングと言えば、忘れてはならないのが、 ハドソンの黄色いジョイスティック だ。これにはちゃんと正しい持ち方がある。スティックは握らず、 軽くつまむ程度。 連射は大雑把にやらず、 細かく刻むようにやる。 そうすると、きっと上手く行くハズだ。
高橋名人
↑ハドソンのコントローラ
スターソルジャー
ビデオ必勝法
最後はスターソルジャー必勝法。
当時は 全国キャラバン というハドソン主催のゲーム大会が各地で行われていた。 もちろん僕も行ったぞ。このビデオでは、課題ソフトのスターソルジャーを徹底攻略している。 特に気になるのは、高橋名人の異常なまでの 高得点至上主義的ゲーム観 だ。「6つ目のゼグで8万点ボーナスだぞ!」 「パワーアップを落としてでも、ラザロは倒せ!」 とか、とにかくその徹底ぶりには頭が下がる。
ビデオの最後には NG集や、名人の 生写真 が当たるプレゼントコーナー(アイドルじゃないんだから・・・)もあって面白かった。
高橋名人
高橋名人
なぞのサイン入手!
高橋名人 高橋名人には確認した限り、少なくとも2人の弟子がいた。 桜田名人Jr川田名人Jrだ。 このサインはその内の一人、川田名人Jrのサインである。 僕の後輩が全国キャラバン(ヘクターの時)に行ったとき、 攻略本の裏に書いてもらったモノだ。
正直言って、最近まで誰のサインかわからなかった。 しかし、彼らの正体は単なるハドソンの新人プログラマーだったのだ。
まったく、どうでもいい情報だが、彼らがデビューしたのは、 86年6月1日の大阪ファミコン・フェスティバルの時だった。 右の写真はその時のモノ。後ろで立って見ているのが桜田名人Jr。 前で座っているのが川田名人Jrだ。なお、サインにどう見ても川田とは 読めないけど、もらった本人がそう言うので、たぶん本物だと思う。
高橋名人
ファミコン体操
高橋名人 「忍者ハットリ君ビデオ必勝法」に出てきた
「ファミコン体操」なるものを紹介しよう。
なんでもこの体操を行えば指が鍛えられて
名人のような連射が可能になるとかならないとか・・・

左のオロチ作GIFアニメを見てくれ。
ファミコン体操(mp3)を聴きながら、
リズムに合わせてやってみよう!
高橋名人って…
高橋名人は当時、小学生だった僕たちにとって「正義」だった。
名人は攻略本を嫌った。「とにかく自分の力で切り開け!」と言っていた。
名人は裏ワザを嫌った。「正々堂々とゲームをしろ!」と言っていた。
名人は持久戦を嫌った。「ファミコンは1日1時間!」と言っていた。
どうだろう、この偽善っぽさ。まさしくアニメなどに出てくる 典型的な「正義の味方」ではないか。彼は現実で、それを演じ、 また見事にハマッていたのだ。でも彼のファミコンに対する愛情は、 決して作られたものではなかったし、彼がTVゲーム界に残した功績は、 あまりにも大きい。
高橋名人は当時、「おはスタ」に出てたり、漫画や映画になったり、歌手デビューしたりしていた。 なによりも、そうやってメディアの進出することによって、単なる家庭用ゲーム機だった ファミコンを、「文化」にしてしまった人間の1人なのだ。 (最近、TVで見たけど頭がハゲてた)
高橋名人 高橋名人 高橋名人
超名言!
「ファミコンは1日1時間!」(mp3)
名人の音!
「これが16連射の音だ!」(mp3)
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