専用コントローラソフト 〜シリーズもの〜

おえかキッズ
バンダイ/1990,1991


どうでもいいけど
この子の髪型・・・
おかしくねえか?


自慢じゃないけど
けっこう使い込んでます
 ファミコンがお絵かきボードに大変身!
 知る人ぞ知る幻の周辺機器おえかキッズの登場だ。 専用のボードに専用のペンで絵を描いたり、迷路で遊んだりするわけだが、 絵がどんなに上手い人でも、このおえかキッズの専用ペンでかくとヘタクソになってしまう。 要するに、絵がものすごくうまくて困ってる人や、ヘタウマ系の漫画家志望者にはうってつけなのだ。
 それにしても、なんでファミコンで絵を描かねばならんのだ。 別にわざわざファミコンにつないで遊ぶより本当のお絵かきボードを買えばいいじゃないか なんて思ってしまうが、何でもかんでも節操無く取り込んでしまうのがファミコンであり、 それが平気でまかり通っていたのがファミコン時代なのだ。それはまるで生命の進化の過程ににている。
 弱いものは自然淘汰され、強いものだけが生き残る。ファミコン時代はまさにそんな時代だった。 そしてそんな時代があったからこそ世界に誇るべきゲーム文化が、日本に花開いたといえる。 そうまさに当時の子供たちは「おえかキッズ」に、そんな日本の素晴らしい未来を描いていたのだ。
 ちなみに「おえかキッズ」には第1弾の「アンパンマンのおえかキッズ」と 第2弾の「アンパンマンのひらがなだいすき」という専用ソフトがあり、 第1弾は単品では販売されず、このおえかキッズの箱のなかに入っている。

アルカノイドシリーズ
タイトー/1986,1988
↑こちらが1


こちらが2である


右が1で
左が2のコントローラ
どっちがやりやすいか
は、君次第だ!
 アルカノイドは有名だからゲーマーじゃなくても知ってる人は多いと思うからゲームの説明は省略させてもらう。 まあなんにしてもアルカノイドは専用コントローラのほうがやりやすい。 動きが早過ぎになっちゃって使いにくいという意見もあるけど、大山のぶ代のようなマスター級プレイヤーともなると 専用コントローラじゃないと話にならないのだ。
 アルカノイド系もといブロック崩し系ゲームは、ファミコンでもたくさん出てるので紹介しよう。 まずはディスクの「謎の壁(コナミ)」それから 「ファミリーブロック(アテナ)」はカセットだ。 これらはアルカノイドと比べるとちょっと軟派な感じでなんだが、十分やりごたえはあるぞ。 それから僕のお勧めは「飛ingヒーロー(EPICソニー)」はフライングヒーローと読むんだけど意外と名作で、 人間版アルカノイドといえる。消防士がビルの火を消して行くゲームなのだ。 アルカノイドでいうとバーがマットを持った人で、ボールが消防士、ブロックが燃えさかる炎かな。 窓からひとを助けたりして得点を稼ぐんだけど、あまり救助が遅いと勝手に飛び降りてしまう。 これがまた滑稽で楽しいぞ。途中ビルの中には入れたりして、けっこう飽きさせない内容も良い。 画面二つ分の高さの面もあったりして工夫してたと思う。
 あとは「BUGってハニー(ハドソン)」でなぜか途中にブロック崩しが出てくるなあ。 あとクソゲーのコーナーでも紹介している麻雀+ブロック崩しの「ジャンボウ」。 そう言えば「爆笑!人生劇場(タイトー)」でもゲーセンでプレイできる。
 ちょっとタイプが違うかも知れないけど「タイタン(ソフエル)」はアルカノイドを 複雑にしてパズル的要素とアクション的要素をミックスしたような進化型の未来派ゲームで、 取っ付きにくいけど要領がわかったら、面白いぞ〜

ギミアぶれいく (パーティータップ)
ヨネザワ/1992/8/24(ギミアぶれいく)
準備中
単品のほうの
パーティタップ。
ものすごい収まりが
悪くて、いつも箱が
パンパンに膨らんで
るんだ!
準備中
6個のケーブルが
やたら絡まって
大変なことになるから
扱いには注意しろ!
 やむを得ず省略したけど正式名称は見てのとおり「ギミアぶれいく 史上最強のクイズ王決定戦」である。長いよ。
 つまりクイズゲームだ。昔「ギミアぶれいく」っていう大橋巨泉が司会の番組があってその人気コーナーをゲーム化したものなんだ。 同番組には任天堂の名作RPG「MOTHER」の製作者でお馴染みのコピーライター糸井重里も出演していて、 徳川埋蔵金シリーズという伝説のコーナーを担当していたことは有名である。
 さてこのパーティタップだが実は僕のところではけっこう活躍するんだなあ。 女の子とか、ゲームにさほど興味がなくてやったこともないような人間がたまに大勢、遊びに来たんだけど(過去形だ) そんなときはこれでクイズ大会が一番てっとりばやいのだ。
 クイズならみんな知ってるし、ボタン1つしかないから簡単だし、 なんたって6人同時に遊べるってところが強みである。他にファミコンで6人同時に遊べるゲームなんて無いからね。 (「ペンギンくんWARS」には8人プレイがあるが同時ではない)
 「ギミアぶれいく」のほうが細かいルール設定ができるのでお勧めなんだけど、 僕は「プロジェクトQ」のほうが好きだったりする。ちなみにパーティタップはその他、 「カジノダービー」や「ゴリラーマン」にも対応してるぞ。

井出洋介の実践麻雀 シリーズ
カプコン/1987,1991


あ、カセットとコントローラの位置が
あべこべになってるじゃないかっ!
しまったなあ、あはは。
 ゲーセンの麻雀ゲームみたいなコントローラが付いてる麻雀シリーズである。 このコントローラ、僕は使いやすいと思ってるけど、皆さんはどうだろうか。
 そもそもこういうテーブル系やスポーツ系など、もう既にゲーム性が確立しているゲームは 「慣れ」が重要のポイントとなってくる。 たとえばファミコンの野球ゲームは腐るほどあるが、一番最初にやったゲームが基準になってしまうと思う。 そればかりやってくうち細かいタイミングや、操作性、雰囲気などが身にしみついてしまう。 これが「慣れ」というやつで、そうしたらこの野球ゲームは上手だがこっちは下手だとか、 この野球ゲームは面白いが、こっちはクソだとかいう現象がおきてくるんだ。
 麻雀ゲームもようは「慣れ」であって麻雀自体のゲーム性は全く一緒なのだから、 あとは4人打ちかどうかとか、キャラクタがどうかとか、オマケモードはどうかというすぐにわかる問題と、 配牌はどうかとか、相手の捨て牌に脈絡はあるかとか、細かいルールの設定とかの問題を考慮するのみである。
 ちなみにそんな僕が慣れてしまった麻雀ゲームはこの「井出洋介の実践麻雀U」と 「役満天国(任天堂)」と「麻雀倶楽部永田町(ヘクト)」くらいかな。

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