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なかよしと
いっしょ
このゲームは「なかよし」という少女漫画雑誌のキャラクタが 出てくるアドベンチャーRPGゲームで、 当ホームページの掲示板にもチラホラと話題になっていた レアゲーの中でも最も入手困難とされるソフトの1つだ。 あまりにも入手困難なので、限定生産だったのかと 思っていたが、どうやら違うみたいだ。
ストーリは、ご多分に漏れず、なかよしの世界が悪い奴に乗っ取られた! という単純明快なモノで、主人公(自分)が、当時の人気漫画の作者に依頼されて、 その漫画の主人公達と共に、それぞれの悪役をやっつけて進んで行くという ファンにとっては夢のような企画のゲームで、ステージがかわると漫画もかわる というシステムになっていた。漫画は「きんぎょ注意報」や「セーラームーン」などの6種類。 左の写真をクリックして拡大して頂ければ、よく見える。
内容は見下ろし型のフィールド画面、いわゆる普通のRPG画面の 街のような所をうろつき、謎解きをしながら敵を倒し、進んで行くというモノだ。 難易度が低く、まさにクリアを前提につくられたゲームで、試しプレイの つもりでやっていたら、いつのまにか全クリしていた。 フグ刺しのように薄っぺらい内容だったという印象は否めないが、 僕はフグ刺しを食ったコトはない。
でもさすがにヴィジュアル面はファミコンにしては良くできていて、 キャラの表情とか動きとかが、良く再現できていたと思う。 とは言うものの、僕は「りぼん」派だったので詳しいコトは わからない。でも戦闘の時に必殺技を繰り出すシーンでは、なぜか異様にエキサイトして、いっしょに必殺技名を叫んでいたりした。 ちなみに戦闘はルーレット方式のカードバトルといった感じで新鮮だった。
なにはともあれ93年というファミコン後期の後期に出たソフトだけに、 親切な設定と、それなりのクオリティがあるにはあるが、物足りなさもあるカセットだ。 まあ、それが「ファミコンっぽさ」だと言われれば反論の余地はない。
メーカーユタカ  発売年93/12/10  定価7800円  レア度A  プレミア度A+  内容A+
SNOW・BROS
(スノーブラザーズ)
東亜プランという謎のメーカーが残した謎のゲーム。 おそらく知名度はミニモニの平均身長くらい低い。(ファミコン以外ではけっこう有名らしい)
内容は、1画面構成の面クリ物で、マリオブラザーズ型の アクションゲーム。当然2人プレイ可能、というか、それが前提 (ブラザーズと名乗っているくらいだから・・・)である。 似たようなゲームに 「バブルボブル2(タイトー)」や、 「妖精物語ロッドランド(ジャレコ)」や、 「ドンドコドン(タイトー)」などが挙げあられる。 いずれにしても、このタイプに名作はないね。いや、「ジャウスト(HAL)」くらいかな・・・
91年という後期に出たのにもかかわらず、ノスタルジックな1画面構成で、 単純明快なゲーム性・・・たぶん、出す段階で ゲームボーイと間違えた んじゃないだろうか!いや、たぶん絶対そうだ。間違いない!
メーカー東亜プラン  発売年91/12/6  定価6500円  レア度A+  プレミア度A  内容C
キョロちゃんランド
星のカービィで、塔の周りをグルグルと歩く面があったが、 このゲーム、ずうっとそんな感じのたる〜いアクションゲーム。 はっきり言ったらつまらないという事になる。 コレクターでもなければ、高い値段を出して買うまでも無い。
このゲームはヒロという見知らぬメーカーから出ているが、 そこからは、これ1本しか出していないと思っていたら ディスクで「石道」というゲームを出していた。 でもたった2タイトルである。
ファミコンには「1メーカー1本」のゲームも少なくない。 後に紹介するサマーカーニバル’92烈火(ナグザット)や、 ココロン(タケル)、千代の富士の大銀杏(FACE)、 Jリーグウィニングゴール(EAV)、エジプト(ヒューマン)等々・・・。 ただ名義が違うだけで、実際は同じような所から出ているかもしれないが、 そんな事は知らん!
メーカーヒロ  発売年92/12/11  定価5800円  レア度B+  プレミア度B  内容D+
トムとジェリー
僕は「トムとジェリー」 が大好きだ。 というかアメリカのアニメが大好きだ。 日本のアニメは良く知らないが、 アメリカのアニメだったら、やってれば、まず見る。 別に詳しいワケじゃないけど、あの、独特の笑いのセンス・・・ 表現方法、シュールさ、残虐性、絵のカンタンさ・・・最高ではないか? 正義、自由、アイゼンティティ、スピリット・・・ どれをあげても素晴らしい言葉だ。 とにかく向こうのアニメは鉄砲とか、ダイナマイトとか良く出てくる。 「ポパイ」なんか、毎週、1人の女をめぐって男2人、いろんな武器で殺し合いをしているんだ。 見ようによっては「北斗の拳」よりも残酷だ。
ところで、このゲームは悲しいが駄作だ。 「良くあるアクションゲーム」 のひとことで説明を終わりたい。 そうだ、こう言うゲームを「悪ションゲーム」と表記しよう。 もともと「トムジェリ」自体、ゲームみたいなアニメなんだから、 その動きをなぜ取り入れないのか? 足を打ったらパンパンに膨れ上がったりダイナマイトで爆発して、真っ黒こげになって煙を口から吐いたり 、 なぜしないのか?これでは、キャラクタが「トムジェリ」 である必要がないではないか?
かと言ってそんなにネームバリューも無いし・・・ 後期の作品としては工夫がなさすぎる。お勧めは絶対にできないな。
メーカーアルトロン  発売年92/11/13  定価6800円  レア度B  プレミア度B  内容C
スーパースプリント
このゲームはレーシング・ゲームなのだが、 ゲームを始めた途端、僕の体は凍結した。そこには、まるで時代を逆行した かのような(おそらく当時リアルタイムでやっていても)1画面見下ろし型の 典型的なレーシングコースに、豆粒のようなレーシングカー(マイキャラを含め計4台) が屁みたいなエンジン音を出して走っていたからだ。
僕はすかさず、このゲームに 「クソゲー」の烙印を押そうとしたのだが、 ゲームを進めていくうちに、なんと、そのゲーム性にハマってしまった!
その、どう考えても慣性の法則を無視したコーナーリングが・・・ コツをつかむと、ヘンに気持ち良くなり、アイテムを取ってパワーアップさせて 行くと、スイスイ走行できるようになる。ショートカットなどもマスターすると、 これがいつしか快感になり、やみつきになってしまうのだ。
この手のゲームには障害物として 「油」がつきものだが、面が進むと、 コース上にあからさまに走行を阻止する 「突起物」が出現する。 それは規則的に上下運動をしていて、ぶつかったら大破しちゃうのだ!? 「油」なら、故意じゃなかったかもしれないし、 実際のレースでもありうるので、最低限のいいわけが成り立つが、この 「突起物」は最初から走行の阻止が目的であり、 これはハッキリ言って開発者側の 「反則」である。 実はこれは大問題であり、開発者側の明らかな妥協である。
「バギーポッパー」で考えてみよう。あのゲームに出てくる障害物はビルだったり橋だったりと、 形や位置はどうであれ、街中を走っていれば当然あるだろう物であり、その必然的な物がゲーム上、障害物となっているのだ。 それは無意識に納得できる範囲、常識にも近い暗黙のアンダーラインを越えていない。 しかしスーパースプリントの場合、それは明らかに問答無用な障害物なのだ!何の言い訳もないのだ! 純度100%の障害物なのである!まあいいか・・・
ところで、このソフトはレアだと思うんだけど、まだ皆、気付いてないみたいだ。
メーカーアルトロン  発売年91/8/3  定価6500円  レア度C  プレミア度D  内容B
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たった一人のファミコン少年