ファミコンの発売中止ソフト、発売不明ソフト、超希少周辺機器などを研究?してるページ

ぱたぱたパニック
メーカー:バリエ

ああ、奈良なんだなぁ・・・


関所で出された、知的パズル問題。
それにしてもこのヘビ女、妙にセクシーだな!
「ぱたぱたパニック」はパズル性の強いアクションゲームである。 「1UP! 1UP!」とか言いながらマリオに踏まれまくって、パニック状態になっている、ぱたぱたのゲームではない。 くの字型のバーをうまくつかって敵を追い込んだり、アイテムを使ったりしてして先に進んでいくゲームとのことだ。 左の画面を見てもらうとわかりやすいね。
主人公の名前はルーク・スカイマン。はいそうです。スターウォーズからぱくりました。 面数は全部で12あり、アークという宝物を探しだすのが目的だったらしい。 画面を1面構成で、どことなく古きよき時代のゲームを彷彿とさせる。 くの字バーを使うパズルアクションってところは「バベルの塔」を思わせる。
ゲームは奈良からスタートしたらしい。なぜ奈良だったのかは知る由もない。 やがて舞台は地球から月へと移ったらしい。いきなりスケールでかっ! 「ファミリーテニス」の宇宙のコートを思い出したよ。
そして面と面の途中には関所があり、そこでは左下の画面のようなパズル問題が出たという。 今(2006年)流行の大人の知的パズルみたいな感じでなかなか面白そうじゃないか・・・
しかしこのゲームの情報は時代が1990年に突入した頃、途絶えてしまった・・・ バリエという会社も、もう存在しないらしいよ。(株式会社レイアップってところに吸収されたらしい)ちなみに「エキサイティングラリー」を出した科研ってメーカーがあったが、そこが社名変更してバリエとなったという話である。
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ワールドラリー
メーカー:ビック東海
↑グランドキャニオンを思わせる場所。


これは街中かな・・・
このゲームに関しては87年の年末ごろに開発中止が決定したこと以外詳しいことはわかっていない。 当初は「ザ・スーパーラリー」という名前で後に「ワールドラリー」にタイトルが変更になったらしいという ことも、ぶっちゃけ確かな情報ではないが、いちおう記載しておこう。
名前から想像するに、レースゲームであったことは間違いないだろう。 画面を見ると上半分は横からのビュー、下半分は上からのビューであったことがわかる。 ファミコンでこの画面構成を採用してるレースゲームはないので、けっこう画期的だったんだなぁ。 これだったら、コースの左右の変化に、プラスして上下の変化を表現できたわけだ。
たとえばF1のように、ちゃんと整備されたコースの上を走るレースゲームであったなら、 この画面構成は必要なかったわけで、つまりこれがこのゲームのラリーたる所以だったのかもしれない。
砂漠、街中、など道なき道を行くレースゲームなんて面白そうじゃないか。今からでも遅くはない。 ぜひ出してくれ!
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ポケットザウルス・クイズワールド
メーカー:バンダイ

「うる星やつら」のラムの衣装は花柄のワンピース?って問題が出てるけど、 呼び捨てはまあいいとして。衣装て、普段着じゃないのか?花柄でもないしワンピースでもないだろ、 せめて虎柄の・・・とか1箇所くらいからめろよ! こんな問題、うる星やつらって漫画知ってる?って聞いてるのと同じやん!
ポケットザウルスといえば橋本名人の仮の姿。バンダイの看板キャラクタになりそこねた奴じゃないか。 ファミコンでは「ポケットザウルス十王剣の謎」を出したきり終わってしまった悲しいキャラだ。 しかし実はあったのだ。シリーズ化の話が。それがこの「ポケットザウルス・クイズワールド」である。
内容は4人まで同時に遊べるクイズゲームで、 画面に表示されたクイズに答えてアイテムを増やしていき、各ステージの順位を競うというものだったらしい。 ステージは世界各国にまたがっており全部で10あった。 問題は2択問題、3択問題、早押し問題など様々なスタイルで出題され、最終的に世界一周ができたのだ。 だからクイズワールドというタイトルだったのか。
しかし注目すべきはそこじゃない。なんとこのゲームには 専用のコントローラが付く予定だったのだ! 当ホームページの大人気コーナー「コントローラ地獄」でお馴染み、 ファミコン界のコントローラー○チガイこと私オロチがそこに注目しないわけがない! うぉ〜、テンションあがってきたぞ〜!あれ、ひいてる?
クイズ専用のコントローラーといえば「パーティタップ」てのがあるが(正確にはクイズ専用じゃないが) バンダイはそれに先駆けて出そうとしていたのだ。いやあカラオケやマットなどいろいろやってくれた バンダイがなぜここにきて勇み足?非常に遺憾である。今からでも遅くない。出してくれ!(そればっかやん)
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