ファミコンの発売中止ソフト、発売不明ソフト、超希少周辺機器などを研究?してるページ

少年魔術師インディ
メーカー:IGS
↑100人に聞いたら99人は「RPGの町」って答えるね

↑ アザゼルって名前が出てくるあたり、うーん、魔法ゲームっぽいよ。 原作通りなのかな。ブックオフで立ち読みでもいいから原作を呼んでみたい。(上左)
ネコちゃんを連れているのかな。(上右)

↑インディってなんか女の子っぽいけど少年魔術師なんだ(下左)
魔方陣みたいなマークだ。エロイムエッサイム、エロイムエッサイム!社長さんもっと給料上げてください! (下右)

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IGSの幻シリーズ第2弾!
 双葉社という会社が出していたゲームブックシリーズ「少年魔術師インディ」をゲーム化しようとした作品。 原作は井上尚美(ファミコン冒険ゲームブックでナムコスターズの話を書いてた人)、 キャラデザっは富士宏(ワルキューレの冒険とかのキャラデザやってた人)、 そしてゲーム中にでてくる魔法とかのアドバイザーに占い師のマドモワゼル朱鸞 ( 「OSHIETEわたしの星」でおなじみの マドモワゼル愛の弟子なのか?正直不明)、という豪華なスタッフ陣で製作されたRPGだったようである。
なんでも「ときの風」とやらに乗ってさまざまな時代を冒険するというスケールのでかい内容だったらしい。 天下のくそげー 「時空の旅人」みたいな感じだったのかな(それは無いか)
 戦闘などで使える魔法は、レベルアップして覚えるのではなく、薬草を混ぜ合わせて合成するらしいのだが 薬草には塩や牛の血など全17種類あり、作り出される魔法は100種類以上もあった というから、これもまたスケールがでかい。 何と何を合成したらどんな魔法ができるのかはゲームを進めていくと明らかになっていくが、 中には滅多にできない大魔法と呼ばれるレアな奴もいたらしいぜ。
 合体システムといえば悪魔合体で有名な「女神転生」や武器合体ができた「ラグランジュポイント」を思い出すが、 二番煎じ三番煎じとなっていたのかな。今となっては知る由も無い。
 戦闘はもちろん魔法で行われるみたいだが、そのとき重要になってくるのが 魔間距離(まかんきょり)と呼ばれる 敵との距離である。その値によってどんな魔法がどれだけ効果があるのかが決まったらしい。
 ところで、このゲームは90%以上完成しており、広告やチラシまでできていたのはごく一部では有名な話である。 しかしもっとすごいことにテレカまで作られていたことはあまり知られていない。 右の画像がその実物の写真だが、これは関係者にしか配られなかった超レアな逸品で、200枚しか刷られなかったというぜ。 ちなみにデザインは広告やチラシとまったく同じである。
 結局「少年魔術師インディ」は93年12月に発売予定だったけど、魔法のように消え去ってしまったのだ。おしまい。

源さんのクイズ・トライアスロン
メーカー:アイレム
↑答えはモアイだな


トライアスロン大会は世界各国で行われていたみたいだ・・・
アイレムの幻シリーズ第3弾!
源さんといえば「大工の源さん」の主人公である。ファミコンでは2作まで出しており、その後も ゲームボーイなどでシリーズ化された。ひょっとしたらパチンコ台のほうが有名かもしれないね。
その源さんがやってしまいました。しかもクイズゲームて、ポケットザウルスの二の舞を踏んだわけだ。 ただしただのクイズゲームじゃないぞ。 カンナちゃんというヒロインを巡って4人のキャラクタがクイズで戦うゲームなのだ。 源さんの恋人カンナちゃんが「あたし頭が良くて、強い男の人が好き!」なんてこきやがるからさあ大変。 ライバルの黒木組の社長に、赤毛のダン、ミスターQの3人が名乗りを挙げたのだ。 (一番最後のひと、人数あわせっぽいが・・・)
で、すったもんだの挙句、クイズトライアスロンという過酷な競技が開催されることとなった。 でも源さんの恋人なら、なぜ争う必要があるのかな・・・
クイズは平成教育委員会みたいなかたい路線から、トリビアの泉のような雑学まで2000問が用意されていた。 2人同時プレイも可能だったという。
画面から推測するにたぶん内容はあれだ。 トライアスロンには水泳、自転車、マラソンと3つの競技があるよね。 たとえばクイズに答えて正解だったら10m進むとか、そんな感じで各競技が争われ、 最終的に多く勝利した者の優勝。たぶんこんな感じだったと思う。
ちなみにこのソフトは94年1月発売予定だった。 ファミコン最後のソフト「高橋名人の冒険島W」が出たのが94年6月だから、けっこう末期だったんだね。
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アルマジロU
メーカー:IGS
↑どこからどう見てもアルマジロ
IGSが91年8月9日に出した「アルマジロ」ってゲームの続編。
 基本システムは前作とあまり変わらないが、主人公の操作性がものすごく良くなってたらしいよ。 たとえるなら「スーパーマリオブラザーズ2」のルイージって感じかな。(それ逆だろ!)
 ファミコンには続編の製作が中止されたって話が多い。 「シルヴィアーナ2(パックインビデオ)」「エアーウルフ2(九娯貿易)」 「デジャヴ2(ケムコ)」 「殺意の階層2(HAL)」「シェラザード(カルチャーブレーン)」とかね。 「甲子園2(KAC)」はスーファミで続編が出たらしいが、他のはそれほど知名度もなく 人気もなかったためか、とうとう続編は出なかった。
 言うまでもなくこの「アルマジロ2」も発売中止になったわけだけど、 広告まで出してたっていうから、相当不本意な中止決定だっただろうよ。 「バトルボックス」なんていう意味不明の周辺機器なんか作ってる場合じゃなかったかもね。
 以上、丸いものには角がない・・・アルマジロでした!
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