↑いかにもファミコン後期のアクションゲームといった雰囲気 |
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そのまま訳すと「すごい」「犬」「まぬけ」ということになるこのゲームは、
ブービーという名の犬が主人公の横スクロールアクションで、アメコミ風の動きが満載の楽しい内容となっていた。
「ジェットソン(タイトー)」とかそんな感じだったのだろうか。
主人公であるブービーの目的は、母親が居眠りしてる隙に勝手に家を出て行ってしまった赤ちゃんの
アルフレッドを無事に家に連れて帰ることである。
どうやら画面上で勝手に動き回るアルフレッドを敵から守りながら、先に進んでいくゲームということらしい。
「グラディウス」で言えば本体が赤ちゃんでブービーがオプションといった感じかな。
実はこのゲーム、91年4月24日から5月6日まで幕張メッセで開催された「ファミコンスペースワールド」
という展示会(見本市みたいなものか。この年から一般客が入れるようになったらしい)に出品されていたのだ。
ということはどういうことか・・・
そう、実際にプレイすることができたということ、しかも一般人が。
でも驚くのはまだ早い。なんとなんとこのソフト、1991年5月2日号の「ファミコン通信」誌上で
読者プレゼントまでしていた!
発売中止ソフトの広告や特集記事があったという話なら良くあることだが、
読者プレゼントがあったとなると大問題である。残念ながら結果どうなったのかわからないが、
たぶんうやむやになったんだろうね。あしからず。
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