レアモノに関する最新情報は こちら
 トップページ  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  data
ソロモンの鍵2
僕は高校生の時、「ソロモンの鍵」が無性にやりたくなった。 ゲーム大好きファミコン少年も高校生になったら他にやる事がたくさん だてきたので、ファミコンはおろかゲーム自体に無縁の存在だった僕が、 なぜか急に「ソロモンの鍵」がやりたくなったのだ。それから5年・・・ まさか自分がファミコンコレクターになるとは夢にも思わなかったが、 そんなこんなで「ソロモンの鍵」は僕にとって非常に意味のあるゲームの一つであった。 そんな中「ソロモンの鍵」には2がある事を知った僕は何をおいてもそれを手に入れたいと 考えるようになった。そして苦労して手に入れたわけだが、 1のゲーム性をそのまま継承しつつ、より難解になっているんだろうという僕の願望 交じりの予想は見事にくつがえされた。
「なんだ?このナンパな画面は!?」
僕が2の画面を見て最初に思った感想だ。 そこには僕の抱いていた「ソロモンの鍵」に対する「ストイックなまでにタイミング重視なアクション・パズルゲーム」 というイメージは微塵もなく、妙にデフォルメされたキャラがせっせと氷を作っていた。 要するに、ゲーム性がガラリと変っていたのだ。石は氷になり、ジャンプすることは 許させない・・・炎も出せない・・・それはアクション性を除外した単なるヌルいパズルゲームと成り果てていたのだ。
僕はムカついたので速攻クリアし、棚の奥にしまっている。
僕の中で、これは「ソロモンの鍵2」でない。
メーカーテクモ  発売年92/1/25  定価6200円  レア度B+  プレミア度B  内容A+
東方見聞録
「とうほうけん・ぶんろく」が主人公のアホベンチャー(アホなアドベンチャー)。
「メタルスレイダーグローリー」 「アイドル八犬伝」 「リップルアイランド」など、 プレミアが付いてるアドベンチャーは多いが、それに共通して言えるのは 「かわいげな子が出てくる」という単純な理由が第一に存在している。 その目的は「かわいげな子の、かわいげな所をストーリ上にちらほらさせる」 というものであって今日流行っている美少女系ゲームのそれと同様である。 でもこの「東方見聞録」は別にかわいい子は出てこない。
なのにプレミアが付くとは、よっぽど内容の完成度が高いのか?と思わせる。 しかし内容はお粗末なモノだった。
こういうアホベンチャーを素直に楽しむ秘訣は、その世界にいかに感情移入するかであろう。 客観的にやっていても冷めるだけだ。僕は見事にこの世界には入れなかったが、 小学生の時やっていたら面白かったんだろうなと思った。その程度のゲームだ。
メーカーナツメ  発売年88/11/10  定価5800円  レア度B  プレミア度B  内容C
名探偵ホームズ
霧のロンドン殺人事件
トーワチキという会社が出した探偵モノ。とにかく内容のボリュームが大きい。 シーンの数は1000枚以上、登場人物は44人だとか・・・ 僕の性格上、これだけボリュームが大きいと、逆にやる気を無くす。
探偵モノというとアドベンチャーがメインだが、このゲームはロープレみたいなフィールド画面で移動する。 「プロ野球?連続殺人事件」みたいな感じだと思ってくれればいい。 雰囲気は大人っぽいというかシックというかショボいというか・・・ ストーリもよくわからないし、自由度が高いといったらそうかもしれないが、 要するに何から始めていいのかわからない。緊張感というか、使命感というか、 そういうモノが全く感じられないので、一生懸命謎を解こうなんて気が起こらないのだ。
したがって途中までしかやってないのだが、かなりツラいゲームだと感じた。 ちなみに僕が好きな探偵モノは 「赤川次郎の幽霊列車(キングレコード)」 「ファミコン探偵倶楽部(任天堂)」だ。この二つはどちらかというと、ポップ路線で、 シブさが売りの神宮寺系や火サスみたいな京都系とは違うが、どちらもどんどん話が進んで面白かった。
やはり、持続性っていうのは大切で、一つのゲームに対しての情熱はそんなには持ってられない。 だから「わかりやすさ」っていうのが大事なポイントだと思う。 その「わかりやすさ」って言うのは、「説明書がなくても何となく進める程度」でいい。 そこをクリアしているゲームならば、トリックの難解性がさらなる情熱を生み、ストーリの複雑性が そのままゲームの「深み」になって行くのだ。
その点、僕はこの「霧のロンドン」に対して情熱を持続できなかった。
メーカートーワチキ  発売年88/5/13  定価5800円  レア度C  プレミア度C  内容D+
エキサイティング
ラリー
このゲームはコナミがディスクを中心に出していたエキサイティング・シリーズとは無関係、 なんたって「科研」という会社が出しているのだから。 で、内容だが、ナムコのファイナルラップ(見下ろしがた画面のレーシングゲームでコースを何周かして、 その順位によってポイントをもらい、全部のコースを回って最終的なポイント数を競い合うゲーム) を数倍つまらなくした感じだと思ってくれればいい。 その理由は3点ある。まず、レース中に音楽がいっさい無く、ショボいエンジン音だけが むなしく鳴り響くトコロ・・・やはり、さびしい。そして、もう一つは競い合う相手が 出てこないというコトロ・・・なんか孤独感を感じる。そして最後に充実感がないというコトだ。
この会社がなぜ、このゲームを作らなければいけなかったのか知らないが、 僕の経験上、このソフトは珍しくて店で売ってるところをあまり見たことがないので、 ここに紹介させてもらった。
メーカー科研  発売年92/4/24  定価5900円  レア度D+  プレミア度E+  内容C
くにおくんの時代劇
だよ全員集合!
くにおくんシリーズは今でもかなり人気がある。 それは2人以上で遊べるゲームが多いし、キャラクターにも魅力があるからだ。
くにおくんシリーズの特徴はスポーツ的なところと格闘的な所の融合である。 そして数人でプレイできるというのが最大級の特色で、これがなければくにおくんでは無いと言う。 この「くにおくんの時代劇だよ全員集合!」はそのシリーズの中では スポーツ的な要素はほとんどなく、必殺技がやたらに多いアクションゲーム という印象を受けた。雰囲気はゴエモンっぽい。時代劇だからかもしれない。 しかし僕はそれほど、くにおくん信奉者では無いので言わせてもらうが、これと言って面白くはなかった。 たぶん一人で「ちょっとやってみるか・・・」というノリでやったからであろう。 予想通り友達とやったらけっこう燃えた。
やはり、くにおくんシリーズはドタバタ喜劇な雰囲気で大勢でわいわいやった方が 面白いに決まっている。ファミコンでは中々そういうのがないのだ。 例えば「マイティファイナルファイト(カプコン)」も2人用があれば数倍面白かっただろうし、 「1942(カプコン)」とか2プレイはあるけど同時じゃなかったりする。 現在は、そういったみんなでやるゲームがうけているらしい。 やはり家庭用ゲーム機はそうでなくっちゃならない。
メーカーテクノス  発売年91/7/26  定価6500円  レア度D  プレミア度C+  内容S+
 トップページ  01  02  03  04  05  06  07  08  09  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  data

たった一人のファミコン少年